社会不安障害はさまざまな文化圏で記載されています。
いつ調査をしても、調査時の人口の1.5~4.5%が社会不安障害である、と見積もられています。
男性よりも女性にやや多いです。
しかし、回避性人格障害はおそらく男性の方が多いでしょう。
社会不安障害は通常10代に始まり、自然治癒せずに慢性疾患となる傾向があります。
諸研究が一致して示しているところでは、ほとんどの社会不安障害の患者さんは、適切な治療を求めたり見つけたりするまでに何年もかかっています。
※参考文献:不安障害の認知行動療法(2)社会恐怖 患者さん向けマニュアル