Q.特定の上司に対してだけ、息苦しさや動悸、震えなどが出るのですが、これは社会不安障害ではないのでしょうか。


A.症状がでるのが限局された場面という意味では、「非全般型(限局性)社会不安障害」ともいえますが、あまりにも対象が特定されている場合は、一種の「反応」とも見ることができます。

つまり、社会不安障害という病気というよりも、その特定の相手との関係性が問題の中心となる可能性があります。

その場合は、必要に応じてカウンセリングなどを受けながら、関係性の見直しや問題点の洗い出し、改善法などを探っていく必要があるでしょう。

※参考文献:人の目が怖い「社会不安障害」を治す本 三木治 細谷紀江共著