社会不安障害の生涯有病率は米国の場合を例にあげると13.3%と高率に出現するにもかかわらず、実際には医療機関を受診する患者さんは少ないとされます。 人生の早期に発症し、社会不安障害と診断されることなく社会生活上さまざまな・・・
「社会不安障害とうつ」の記事一覧
うつ病と社会不安障害
社会不安障害は不安性障害のなかでは発症年齢が若いことが特徴です。 そのため他の精神障害と合併する際には、ほとんどの場合、社会不安障害が先行します。 社会不安障害の存在は他の精神障害の発症率を増加させるが、とくにうつ病との・・・
社会不安障害のチェックシートの活用
本サイトをお読みいただいている方の中には「私は社会不安障害と診断された」あるいは「私は社会不安障害かもしれない」と感じる人がいるかもしれません。 しかし、その一方で、「いや、単に内気なだけかもしれない。そうであれば、受診・・・
社会不安障害になりやすいタイプ
社会不安障害は性格上の問題ではなく、れっきとした病気ですが、ある程度「この病気になりやすい性格傾向」が認められます。 最も目立つのは、「まじめな患者さんが多い」ということです。 多くの人は、たいへん礼儀正しく几帳面です。・・・
社会不安障害とうつ病やアルコール依存症
社会不安障害に関する重要な点として、うつ病性障害(うつ病)やアルコール依存症(アルコール中毒)と合併しやすいことがあげられます。 1992年に米国で行われた大規模調査では、社会不安障害の33.8%にうつ病性障害との合併、・・・
社会不安障害と他の病気の違いによる投薬ミス
社会不安障害の治療で恐ろしいのは、誤診による投薬ミス 統合失調症でも双極性障害でも怖いのは、誤診によって間違った投薬治療を受けてしまうことです。 統合失調症の場合、統合失調症と思っていたら社会不安障害だったという人もいま・・・
社会不安障害と合併しやすい病気「うつ病」
社会不安障害でもっとも合併しやすいのがうつ病 社会不安障害はうつ病の引き金になり、うつ病と合併することがあります。 実際、会社に行けない、外出できないといった社会不安障害の重症患者さんの多くは、うつ状態にあります。 ただ・・・
社会不安障害は人が怖いという病気
緊張によって不安症状が現れる 誰でも人前に出たり、恥ずかしいと思ったら、緊張したり、不安になったりします。人に見られていると思うと、いつもできることがうまくできなかったりします。 また、汗をかいたり、心臓がドキドキしたり・・・
社会不安障害の改善によるQOLの向上
社会不安障害は生活の質(QOL)にも影響 最近よく言われる生活の質QOL(Quality of Life)についての研究はそれほど多くありませんが、そのいくつかからも、心や体の健康度や活力、社会における活動の幅などの面で・・・