社会不安障害の場合、手や声の震え、赤面といった症状に気持ちがとらわれると、それによってますます緊張や不安が強まり、悪循環に陥ります。 すると、「症状はもっとひどくなるに違いない」「完全に症状が出なくなるまでは外に行けない・・・
「社会不安障害と呼吸法」の記事一覧
呼吸コントロール技法の問題点:トラブルシューティング
初めて呼吸コントロール技法を始めた時に不安の症状を覚えると訴える人がときにあります。 このプログラムは、不安を避けるのではなく、これに立ち向かうよう求めるので、プログラムの一部として不安が高まるときがあります。 そのよう・・・
日々の呼吸数の記録
説明:不安や緊迫感を引き起こす状況で、自然にこの技法が使えるようになるまで練習することはとても重要です。 1回5分、1日4回、少なくとも3週間、呼吸コントロール技法を練習することをお奨めします。 それは2つ理由があります・・・
呼吸コントロール技法
状況が必要とする以上にわずかでも呼吸の回数や深さが増すことによって不安感が強くなるということは知られています。 社会不安障害の患者さんの多くは明確な過呼吸をしているわけでなく、社会不安障害を有する人のほとんどが経験する不・・・
不安のコントロール技法
前の節では、不安とパニックの性質と、ストレスや不安を全体的に増悪させてしまう状況や日常生活の要因について論じました。 これらの要因に注意を払うことによって、自信の覚醒度、つまり自分が感じる緊張の程度を、それが自分のニーズ・・・