「どうも何も考えていないようなんですが」 はじめのうちは自分が何を考えているのかをはっきりさせるのが難しいかもしれません。 そういうときには「こういう状況のときには今まで私はどういうことを考えていたのだろう?」「私はどん・・・
「社会不安障害の克服の考え方」の記事一覧(10 / 12ページ目)
認知再構成:考え方を変えよう
これには練習が必要です。 段階的に行うのがベストです。 それは、 1.出来事が起きたときに頭に浮ぶ思考や、出来事や状況に対する解釈を同定できるようになる 2.これらの思考を一つ一つ客観視して、それらが状況に対して合理的な・・・
現実的思考のABC
A誘因が 例えば、あなたのところでバスが止まらないと C感情や行動面の結果を引き起こすとされる 怒り、落胆、不安、もしくは幸福感を引き起こすとされる しかし、思考がAとCの間に入り、本当の関係は、 A誘因が 例えば、あな・・・
社会不安障害の不安
社会不安障害における優勢な感情は不安です。 不安は、知覚された脅威に対して「逃げるか戦うか」反応が活性化されることによって生じます。 この反応は、動物において身体的な危険に対する緊急反応として発達したのですが、人間におい・・・
社会不安障害に対する認知療法
社会不安障害の患者さんは、人と一緒にいると不安を体験します。 しかし体験する不安の程度や不安を引き起こす状態の数やタイプによって、個人間に著しいバリエーションがあります。 社会不安障害に打ち勝つために、この病気の根底にあ・・・
不安と成績との関係
不安を恐れる人々は、コントロールできないくらいに増幅してしまうことを考えて、小さな不安をも恐れるようになります。 しかし不安が有用な場合もあります。 真の身の危険にさらされた場合には「逃げるか戦うか」反応が、我々の生命を・・・
社会不安障害に対する認知行動療法
社会不安障害を認知行動療法で改善するためには 認知行動療法が、偏った認知や行動をバランスの良いものにしていく治療法だということでした。 自動思考 ところで社会不安障害の人が持っている「偏った認知」とはどんなことでしょう?・・・
社会不安障害の克服
社会不安障害とは、人と接する場面に強い不安を感じ、日常生活に大きな苦痛と支障が生じるという病気です。 子供や若者だけでなく、大人でも辛い思いをしている人が大勢います。 社会不安障害は日本で、対人恐怖症とよばれていたものが・・・
社会不安障害の改善とSSRIの退薬
社会不安障害の方がSSRIをやめるときの注意 社会不安障害の方が半年以上の服用で十分な効果が出て症状が良くなった場合、今まで避けていた場面にでられるようになり、徐々に自信がついてきます。 一般的にはSSRIの服用で良くな・・・
社会不安障害に効果てき面の認知行動療法
社会不安障害の認知行動療法 社会不安障害という病気が社会恐怖という名前で再び医学的な治療の対象となるきっかけを作ったのは、アイザック・マークス教授でした。 マークス教授は、高所恐怖や先端恐怖、クモ恐怖など様々な恐怖症に悩・・・