結局のところ、恐怖症は患者さんが自分の恐怖に直面するときにのみ克服することができます。
これを恐怖の対象である状況への「暴露」と呼びます。
最もよく使用される技法は、最初に最も不安の少ない状況に直面することから始める方法です。
自信がつくにつれ、だんだんとより困難な状況に取り組みます。
この過程は「段階的暴露」として知られ、研究によれば恐怖症を克服するのに強力かつ効果的な技法です。
この節の目的は、過度の不安を生じずに社会不安障害の克服に有用である形で、恐怖に直面する計画を立てるお手伝いをすることです。
※参考文献:不安障害の認知行動療法(2)社会恐怖 患者さん向けマニュアル